空飛ぶ自転車2

あと3ヶ月

 

ここ一週間ずっと頭が痛くて身動きするのもつらい。

 

息をする余裕もないって具合に毎日を過ごしとるし、死ぬまで余裕なんていらんって本気で思う。そのくせ余裕がある人を見ると本当は私も欲しいんかもと思ってしまって、そんな自分が嫌になって結局ひとり。みたいなこと。

 

京都で一人暮らしを始めて少し経った頃、大学を卒業したら結婚しようと言われたことがある。結婚して子供も欲しい。将来はこっちに帰ってきてくれと。私はとてもショックを受けた。たぶん、あんまり覚えてないけどものすごく怒ったと思う。なんでそんなことが言えるん。私がなんのために京都まで来て大学に行っているのかが分からないのか。と。今思えば、私が地元を離れて大学に通っている間、ちゃんと仕事を頑張りたいという決意だったのかもしれんし、単純にこのままずっと離ればなれでは耐えられないという意味だったのかもしれんし、彼なりにたくさん考えて言ったことだと思う(考えてない可能性もある)けど、当時の自分にはどうしても夢を諦めろとしか聞こえんかった。結婚願望なんてもったことがなければ、幸せな結婚の形を見たことがなかった私はもちろん断って、その後しばらく続いた関係も終わった。

お互いが自分の思いだけを主張して、相手の考えていることを全く受け入れようとしない。という典型的な子どもらしい考えだったってことは今なら分かるし、もしかしたら私よりも、まだ高校生だった彼のほうが大人だったんかもしれんと思う。

 

長い時間をかけて築いても理解し合えないことはあるし、ほんの少しの間で分かり合えることもある。けど、たぶん、どんな人に対しても簡単に理解されないようにと無意識にいろんなことを隠してしまっとる気がする。気がするっていうか、そう。自分以外の人の余裕が見えないところまで遠く離れて、自分の思いとは反してひとりになりたがる、余裕なんていらん。なんて思う。

 

 

 

 

嘘をつくことが癖になっていて、きっと、今さらになって本当のことを言ったら悲しむでしょう。そんなことするなんて最低だって言って怒られたい。そればっかり思うのに、悲しませたくない人が多すぎる。

 

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