空飛ぶ自転車2

あと3ヶ月

 

 

 かかってくる電話ぜんぶ無視しとる。洗濯する以外のことができん。

 

 

意味があったらあったで嫌じゃし、何の意味もないとしたらもっと嫌じゃ。

あの時正しいと自分に言い聞かせてとった行動は間違っとったと思う。そのせいで勝手にひとりで苦しくなったりしてほんとわけわからん。ちゃんと言葉で言うべきだった。いま必死にあれこれ考えたとしてもやってしまったことは事実じゃし、死ぬまで誰にも言うことなく生きることが今自分にできる精一杯のこと。だと今はそう思う。

何かを終わらせることがこんなに苦手だとは思わんかった。すっきりこれで良かったなんて思えるような終わりがあるとしたら、それはきっとまだまだ続けることが出来ることだと思う。もっとちゃんと大人になった時には言葉で言えるようになっていたい。

 

 

ものを作る時がやっぱりいちばん苦しいけど、それなりに生きていくためには絶対に必要なことじゃな。これからきっと難しくなるけどちゃんと自分の作品も大切にして生きたい。

まずは締め切りだらけの毎日とひとつずつきちんと向き合うこと。こんな私でも4年間絶えることなく何かしら仕事があって、周りの人や環境にとても感謝。

 

 

 

私なんて過去は明日のことしか思い出せんから。そのぼろぼろの黒いチャリンコぐらいでちょうどいいよ。頭が悪いから葉っぱと雨の見分けもつかんぐらいじゃし、コンビニのビニール傘とかであしらってくれよって感じだ。